中小企業診断士の2次試験ってどうやって解いたらいいの?自分のやり方が正しいの?マーカーとかって何本使うのがいいの?というお悩みの参考に私が受験し合格した際の実際の体験談をしたいと思います。
最低限必要な筆記具について
中小企業診断士の2次試験に使う筆記具って迷いますよね。
マーカーやボールペンを何色も用意している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、私が受験した時も隣の席の方は、20本ぐらいのボールペンやマーカーを用意されていました。
では、私はというと私が使用した筆記具は4本でした。
もう少したくさんの筆記具の使用を試みた時もありましたが、「使いこなすのが大変」「色が多すぎて自分の決めたルールを忘れてしまう」「そもそもたくさんのペンを持ち換えたりするのに時間がかかる」などの理由で最終4種類にしました。
ただ、これが正解というわけではないので、あくまでも参考にしていただけると幸いです。
私の使用した4本は以下の通り
①シャーペン
②消えるマーカー(ピンク・水色・オレンジ)
この4種類のペンで合格しました。
消えるマーカーを使用したのは、誤ってマークした際に消せるようにです。
おそらく受験者の中でも少ない方かなと思います。少ないペンで効率的に解いていきたい方はこの後、使い方も解説していきますので参考にしてみてください。
4種類のペンの使い方【実体験】
ここからは私が使用した4種類のペンをどのように使い分けていたかを話たいと思います。
使い分けは以下の通りです。
①シャーペン … 与件文にメモを書き込む時、解答用紙への解答の記入
②消えるマーカー(ピンク) … 与件文の企業の「強み・機会」の箇所をマーク
③消えるマーカー(水色) … 与件文の企業の「弱み・脅威」の箇所をマーク
④消えるマーカー(オレンジ) … 与件文の企業の「経営方針、代表者の想い、あるべき姿」などの箇所をマーク
与件文を読む際にSWOT分析に基づき読んでいき、それぞれ「強み・弱み・機会・脅威」に基づきマーカーで色をつけていました。オレンジのマーカーはSWOT分析とは関係なく、その企業の方向性や未来像をマークするようにし、解答の方向性を見失わないようにしました。
実際に2次試験を受験した際の私の解き方
最低限のおすすめ筆記具とその使い分けについて話してきましたが、ここでは私が実際に問題の解く際の手順についてお話します。正解は人それぞれだとは思いますが、実際に合格した方法ですので参考にしてもらえると嬉しいです。
私が問題を解くときの手順は以下の通りです。
①与件文の第一段落を読む。まずはどんな企業の話なのかを把握します。
②設問を読む。次に設問を読み、なにを回答しないといけないのかを確認します。 →設問を読みながら、これまで学習した知識で使えそうな論点やキーワード、想定される課題などを考え、設問余白にメモしながら確認しましょう。また、問われている内容を勘違いしないように注意しましょう。
③与件文を続きを読みます。この時にSWOT分析に基づきマーカーで色付けします。 →強み・機会はピンク、弱み・脅威は水色、経営方針や将来像はオレンジのマーカーで色を付けます。また、水色でマークした弱みや課題については、これまで学習した論点やキーワードから使えそうな解決策を与件文余白にメモしておきます。
④設問に解答します。与件文に色つけしたところを参考に解答します。 →解答に際しては、一つの設問に重要なキーワードを3つ程度盛り込むようにしましょう。一つに絞って記入するのは厳禁です。また、診断士として解答内容に効果を付け加え、解答に説得力を持たせましょう。
⑤最後に解答を見返します。自身がマークした箇所を中心に、解答に漏れている重要なキーワードが与件文に残されていないかを確認します。
私の場合は、2次試験はすべての事例に対してこのような流れで解答していきました。
まとめ
・筆記具は「シャーペン」「マーカー3本」の4本を使用。最低限の使用に留めて、効率的に解答することを優先
・マーカー3本は、SWOT分析に基づき「強み・機会→ピンク」「弱み・脅威→水色」「経営方針・将来像→オレンジ」でマーク
・自身のマークした箇所を中心に設問に解答する(参考に手順公開)
この記事の内容が必ずしも正解ではないですが、最低限の筆記具や定型の解答ルールで効率的に取り組み、合格した事例として参考にしていただければ幸いです。ありがとうございました。
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